GAUZE ガーゼ
ガーゼというバンドが、約40年の活動に幕を閉じた。
初めてガーゼの音源を聴いたのは高校生。
ライブ観たのは、専門学生の時だった。
(初めて買った音源は、EQUALIZING DISTORT)
僕は、とにかくOLDもNEWも問わず、ハードコアパンクに夢中だった時期だ。
ガーゼは、Japanese hard core punkを知る上では、外せないバンドのひとつだった。
ガーゼを初めて知った頃には、すでに80年代から長く活動しているレジェンド的な、
それでも尚第一線にいるハードコアバンドであった。
2000年初頭、
東京某所。
ガーゼのライブを初めて見る。
色んなバンドが対バンで出ていたが、ライブハウスが、
ガーゼの時にはパンパンにオーディエンスで埋まってたのを記憶している。
すごい熱量だ。
カオスかデストロイか。
とにかく、衝動という他ない音だった。
田舎から東京に見にきた、僕にはめちゃくちゃ刺激的なライブだった。
社会人になり仕事を始めてから、日々に追われ、
しばらくハードコアを聴く生活から離れていた。
だが、
最近またハードコア熱に火がついて、色んなバンドを聴き漁っている。
そんな中、今の今まで変わらぬスタイルで活動していたガーゼが解散するのを知った。
いつまでも続くバンドのような、そんな幻想を抱いてだけに、寂しい。
アンダーグラウンドにおいて、
国内のみならず、
海外のハードコアにも非常に多大な影響を与えたバンドだと察する。
サウンドもアティテュードも、後世にそのDNAは残されるだろう。
青春の記憶の中、
賞賛と感謝の念と共に。
ありがとうございます。
本日は、完全な個人音趣味ブログでした。
お読み頂きありがとうございます。
佐藤